【北・東日本編】「日本百名橋」 専門家私選の全国橋梁マップ。地図2分割

 

日本百名橋は、大阪市都市工学情報センター理事長で橋梁工学の専門家である松村博の著書、『日本百名橋』で私選した、日本全国の100の橋と、番外としての20の橋です。

歴史的、構造的、知名度、デザインなど、各方面からの選出や、番外では自然橋やかつて存在した名橋なども扱っています。

その、日本百名橋を地図にプロットしました。

地図の大きさの観点から、全国2分割とした「北・東日本編」です。

西日本は、西日本編へ記載されています。

【北・東日本編】「日本百名橋」 専門家私選の全国橋梁マップ。地図2分割

北・東日本の「日本百名橋」橋梁マップ
北・東日本の「日本百名橋」橋梁マップ

北海道・東北地方

 

 – 北海道
豊平橋
(札幌市)
豊平川にかかる橋。札幌の主要道路国道36号の橋。
旭橋
(旭川市)
石狩川と牛朱別川にかかる橋。旭川市を象徴する橋。
幣舞橋
(釧路市)
釧路川の最下流に科化kる橋。釧路駅前メインストリート。
 – 青森県
湊橋
(八戸市)
新井田川にかかる橋。連続箱桁橋。
 – 岩手県
上の橋
(盛岡市)
幾度も洪水に見舞われ流されるも架橋当時(慶長年間)の擬宝珠を残す。
 – 宮城県
大橋
(仙台市)
広瀬川にかかる橋。かつては仙台城大手門と城下町を結んでいた。
 – 秋田県
蛇の崎橋
(横手市)
かつての羽州街道。流出・破損を繰り返し、現在の橋は2001年架橋。
 – 山形県
臥龍橋
(寒河江市)
寒河江川にかかる橋。かつては刎橋だった。南西に新臥竜橋がある。
上山・新橋
(上山市)
楢下宿場の金山川にかかる橋。1880年竣工の石橋アーチ橋。(番外)
 – 福島県
十綱橋
(福島市)
摺上川にかかる橋。飯坂温泉の温泉街にある。現存する大正期の鋼アーチ橋。

豊平橋(北海道札幌市)

幣舞橋(北海道釧路市)
幣舞橋(北海道釧路市)
大橋(宮城県仙台市)
大橋(宮城県仙台市)
十綱橋(福島県福島市)
十綱橋(福島県福島市)

関東地方

 

 – 茨城県
水府橋
(水戸市)
那珂川にかかる橋。現在は2013年開通の2代目。
 – 栃木県
日光・神橋
(日光市)
大谷川にかかる朱塗りの橋。世界遺産の構成遺産の一つ。日光のシンボル的橋。
 – 群馬県
大渡橋
(前橋市)
利根川にかかる橋。江戸時代に「大渡の渡し」が下流にあった。現在は3代目。
碓氷第三橋梁
(安中市)
安中市にある鉄道峡。碓氷川にかかるレンガ造り4連アーチ橋。
 – 埼玉県
秩父橋
(秩父市)
荒川にかかる橋。現在は1985年開通の3代目。旧秩父橋として2代目も現存。
水郷大橋
(香取市)
利根川にかかる斜張橋。香取市と茨城県稲敷市を結ぶ。
真間の継橋
(市川市)
万葉集に登場する橋。現在は川も存在せず、石碑と案内板がある。(番外)
 – 東京都
四谷見附橋
(新宿区)
江戸城外濠にかけられた橋。旧橋梁は八王子市に移設。(新:東京都新宿区  旧(現・長池見附橋):東京都八王子市)
氷川大橋
(奥多摩町)
コンクリート造のアーチ橋。多摩川支流の日原川にかかる。
千住大橋
(荒川区)
荒川にかかる橋。一方通行で下り方向が旧橋、上り方向が新橋。
両国橋
(墨田区)
隅田川にかかる橋。すぐ近くに隅田川と神田川の合流地。ゲルバー式桁橋。
常盤橋
(中央区)
日本橋川にかかる橋。歩行者用の石橋と、鉄筋コンクリート造の道路橋がある。
日本橋
(中央区)
日本橋川にかかるアーチ橋。五街道の起点となっている。国の重文。
永代橋
(中央区)
隅田川にかかる橋。日の入りから21時までライトアップ。国の重文。
二重橋
(千代田区)
皇居内にある鉄橋。正門から長和殿に向かう途上にある。正式名称は正門鉄橋。
八幡橋
(江東区)
元は中央区の楓川にかかっていた弾正橋。鉄橋として日本最古といわれる。
 – 神奈川県
横浜ベイブリッジ
(横浜市)
横浜港にある斜張橋。首都高速湾岸線。長さ860m。
六郷橋
(川崎市)
東京都大田区と神奈川県川崎市を結ぶ。多摩川にかかる。
馬入橋
(平塚市)
相模川にかかる橋。国道1号線、および東海道上にある。
日光・神橋(栃木県日光市)
日光・神橋(栃木県日光市)
碓氷第三橋梁(群馬県安中市)
碓氷第三橋梁(群馬県安中市)

水郷大橋(千葉県香取市側から。対岸は茨城県稲敷市)

日本橋(東京都中央区)
日本橋(東京都中央区)
二重橋(東京都千代田区)
二重橋(東京都千代田区)
横浜ベイブリッジ(神奈川県横浜市)
横浜ベイブリッジ(神奈川県横浜市)

中部地方

 

 – 新潟県
万代橋
(新潟市)
信濃川にかかる6連アーチの鉄筋コンクリート造橋。
直江津橋
(上越市)
関川にかかる橋。全長237メートルの桁橋。
 – 富山県
愛本橋
(黒部市)
黒部川中流にかかるニールセンローゼ橋。旧橋は全長61メートルの刎橋だった。
越中・舟橋
(富山市)
松川にかかる橋。初期は舟橋に始まり、木造の神通橋を経て、現在の形へ。
芦峅寺 布橋
(富山市)
立山連峰入り口の寺、芦峅寺にある架け橋。布橋灌頂会で渡る。(番外)
 – 石川県
犀川大橋
(金沢市)
犀川中流にかかるワーレントラス橋。最初期は前田利家の頃の木造橋。
 – 福井県
九十九橋
(福井市)
足羽川下流にかかる鉄筋コンクリート造の橋。福井市の橋北、橋南と地区を分けている。
 – 山梨県
甲斐の猿橋
(大月市)
桂川にかかる刎橋。日本三大奇橋のひとつ。
 – 長野県
中津橋
(佐久市)
千曲川にかかるトラス橋。中山道の千曲川渡河。
桃介橋
(南木曽町)
木曽川にかかる木造つり橋。読書発電所施設の一部として国の重文指定。
木曽の桟
(上松町)
古くは古今和歌集に記述のある木曽川沿いの断崖にかかっていた梯。(番外)
 – 岐阜県
中橋
(高山市)
宮川にかかる橋。擬宝珠や欄干の設えで全体が朱に塗られている。
永保寺・無際橋
(多治見市)
多治見市の永保持庭園の池にかかる橋。国の名勝。橋中央に四阿がある。
長良大橋
(岐阜市)
岐阜市と大垣市を結ぶ道路橋。ワーレントラス橋で橋上のトラス躯体が連続する。
 – 静岡県
富士川橋
(富士市)
旧国道1号の静岡県道396号富士由比線にある6連トラス橋。
大井川橋
(島田市)
静岡県道381号島田岡部線で大井川にかかる17連トラス橋。
浜名橋
(浜松市)
浜名湖-太平洋間の今切口にかかる橋。完成当時桁橋の支間長としては世界最大支間。
 – 愛知県
矢作橋
(岡崎市)
矢作川にかかる橋。現国道1号線で東海道であり古くから要所であった。
納屋橋
(名古屋市)
名古屋の中心部で堀川にかかる橋。起源は1610年、現在は鉄骨造のアーチ橋。
枇杷島橋
(清須市)
名古屋市-清州市を結ぶ庄内河にかかる橋。左岸が鋼桁橋、右岸はRC造桁橋。
八橋
(知立市)
無量寿寺庭園にあるカキツバタの名所にかかる橋。花札の八つ橋のモデル。(番外)
裁断橋
(名古屋市)
擬宝珠の銘文に彫られた伝承を残す橋。現在は擬宝珠の乗った橋柱のみ残る。(番外)
万代橋(新潟県新潟市)
万代橋(新潟県新潟市)

愛本橋(富山県 黒部市)

犀川大橋(石川県金沢市)
犀川大橋(石川県金沢市)
甲斐の猿橋(山梨県大月市)
甲斐の猿橋(山梨県大月市)
桃介橋(長野県南木曽町)
桃介橋(長野県南木曽町)
中橋(岐阜県高山市)
中橋(岐阜県高山市)
永保寺無際橋(岐阜県多治見市)
永保寺無際橋(岐阜県多治見市)

大井川橋(静岡県島田市)

浜名橋(静岡県浜松市)
浜名橋(静岡県浜松市)
納屋橋(愛知県名古屋市)
納屋橋(愛知県名古屋市)

 


日本百名橋

日本百名橋(にほんひゃくめいきょう)は、橋梁工学の専門家である大阪市都市工学情報センター理事長の松村博が、その著書『日本百名橋』(鹿島出版会、1998年、ISBN 4-306-09355-7)において私選した日本の100の橋。同書では百選の番外として20の橋(自然橋などを含む)を選定している。(Wikipedia)


 

西日本は、西日本編へ記載されています。

 

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