鹿児島県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」構成遺跡や、自然遺産の屋久島、ソテツや大クスなどの特別天然記念物を有する鹿児島県。
国の名勝や、日本百景に数えられる錦江湾・霧島山、滝百選や百名城、桜名所に加え、温泉地、古社寺などなど鹿児島県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
鹿児島県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
鹿児島県の世界遺産
鹿児島県には二つの世界遺産がある。
一つは、九州本土の南西に浮かぶ屋久島で、世界自然遺産に認定されており、その自然美と生態系が登録基準となっている。
また、スギの原始林は後述の通り特別天然記念物にも指定されている。
もう一つの世界遺産は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産である旧集成(反射炉、機械工場、紡績所技師館)、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝が指定されている。
いずれも鹿児島市にあり、整備され遺跡や現存建築物として公開されている。
鹿児島県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
鹿児島県の特別天然記念物は、上述の世界遺産屋久島にある屋久杉(屋久島スギ原始林)のほか、蒲生のクス(姶良市)、枇榔島(びろうじま)の亜熱帯性植物群落(志布志市)、ソテツ自生地(指宿市・南大隅町など)、喜入(きいれ)のリュウキュウコウガイ産地(鹿児島市)など植生に関する天然記念物がある。
また、ツル及びその渡来地(出水市)など動物に関する指定もある。
国指定の名勝としては、薩摩半島南西岸にある古港「防津(ぼうのつ)」が指定されており、日本百景には薩摩半島と大隅半島に囲まれ、桜島の浮かぶ「錦江湾」と、火山群である「霧島山」が選定されている。
鹿児島県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
鹿児島県では、吹上浜、大浜海浜公園の2つが日本の渚百選に選定されている。
吹上浜は薩摩半島西海岸、野間半島の北側に、大浜海浜公園は奄美大島にある。
滝百選には大川の滝(屋久島町)、竜門滝(姶良市)が選定されており、日本にいくつかある「東洋のナイアガラ」と称される曾木の滝(伊佐市)は百選には漏れている。
日本の百名城には鹿児島城(鹿児島市)、続百名城に志布志城(志布志市)と知覧城(南九州市)が、さくら名所百選には伊佐市の忠元公園が選定されている。
鹿児島県の古社寺・名刹と温泉地。
鹿児島県は大分県に次いで全国2位の源泉数を持つほど、温泉が多い都道府県である。
霧島温泉や指宿温泉、妙見温泉など、温泉郷としての観光地も多い。
霧島温泉近くには、古社である霧島神宮がある。
また、薩摩半島南端にある指宿温泉近くには、薩摩半島南端の長崎鼻や九州最大の湖である池田湖、別名薩摩富士の開聞岳、干潮時のみ砂洲でつながる知林ヶ島など景勝地が多い。
English page(Kagoshima prefecture. Map of sightseeing spots)
(外部リンク)鹿児島県のホームページ
(外部リンク)鹿児島県観光サイト/かごしまの旅
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