熊本県の絶景。夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景
各都道府県が誇る絶景を「〇〇の絶景」というジャンル別で紹介。
熊本県では、夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景として、それぞれ3つの絶景を掲載しています。
天草の海岸景勝地に浮かぶ象の形をした岩、日本一の段数を誇る石段に、緑の煙る幻想的な階段、飛行機の向こうで燃える夕日や砂紋の影が美しい海岸など、熊本県ならではのフォトスポットを掲載。
その他、橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景は別ページに。
全6ジャンルで、サイト私選の三景ずつ。熊本県のフォトジェニックと映え、絶景にスポットを当てました。
熊本県の絶景。夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景
熊本県の夕日・朝日の絶景
まず、熊本県の夕日・朝日の絶景三選です。
一つ目は、御輿来海岸です。
宇土市の宇土半島西岸にある海岸で、潮の干満によって作られる砂紋が夕日に照らし出される風景を選出しました。
夕焼けに染まる空と海と、そこに幻想的な模様を作り出す砂紋の影がフォトジェニックな絶景を生み出しています。
二つ目は、熊本空港です。
熊本空港はなだらかな丘陵の上にあり、滑走路から夕日までを遮るものがありません。
そのため、撮影の角度によっては夕日に向かって飛ぶ飛行機や、夕焼けから逃れる様に着陸する飛行機などがみられます。
オレンジ色に染まる白い機体と太陽の共演をカメラに収めることができます。
夕日・朝日の絶景三つ目は、天草市の崎津集落に近い岬に立つ海上マリア像の夕景です。
隠れキリシタンの里として知られ、世界遺産にも登録されている崎津集落からほど近い海岸にマリア像があります。
海に向かって立つその姿は、海上航行の安全を祈るシンボルとされています。
そのマリア像に重なって沈む夕日は、崎津集落の歴史や特異性とも相まって、どこか神々しい雰囲気を持ちます。
熊本県の奇岩・巨岩の絶景
熊本県の奇岩・巨岩のジャンルからは、下の3件を選出しました。
一つ目は、山鹿市にある不動岩です。
山の中腹から空に突き出した岩で、高さは約80mの円柱状の奇岩です。
前不動、中不動、後不動の3ヵ所が立ち上がり、中不動は頂上への登山も可能。
熊本の奇岩巨岩を代表する風景のひとつです。
不動岩(山鹿市)
二つ目は、天草下島の西海岸にある妙見浦の象さん岩です。
妙見浦そのものが、海食洞や複雑に入り組んだ海岸線の続く奇岩海岸ですが、その中央に位置する岩(島)です。
南側から見ると、脚の付け根まで海に入った象に見えることからその名が付きました。
荒々しい岩肌にも関わらず、のどかな雰囲気の風景を作っています。
一説には、某有名漫画に出てくる海を歩く象のモデルになったとかなっていないとか……。
そんな風景です。
三つ目は、津奈木町にある重盤岩です。
津奈木町の中央にそびえたつ岸壁で、頂上には国旗掲揚台があり昭和30年代以降、毎日掲揚されています。
周囲は、岩肌と樹々の折り重なる荒々しい雰囲気ですが、新緑や紅葉など四季折々の姿を見せています。
また、岩の上からの眺望は、津奈木町と、その向こうの不知火海を一望できる展望地です。
重盤岩(津奈木町)
熊本県の階段の絶景
最後のジャンルは、階段です。
熊本県の階段にまつわる絶景を下記3件、選出しています。
一件目は、美里町にある日本一の石段です。
正式名称は、「釈迦院御坂遊歩道」で、段数3333段。
由緒正しき歴史ある石段ではなく、旧中央町の町おこしとして、昭和の後半に作られた御影石製の石段です。
それまで日本一だった山形県羽黒山の2446段を抜き、3333段の日本一の石段となりました。
最初から最後まで直進というわけではありませんし、その全貌を一望することは不可能ですが、連続する石段は圧巻の一言です。
二つ目は、熊本城の階段を選出しました。
城内にはいくつもの階段があり、そのそれぞれに特徴があります。
天守閣前の階段は特に歪に作られており、踏面や蹴上が一定の幅ではなく、進行しにくく作られています。
櫓に向かう階段は、両側を石垣に迫られる迫力があります。
熊本城
三つ目は、高森町にある上色見熊野座神社の石段です。
杉の林立するうっそうとした緑の中に続く苔むした石段です。
石灯籠、鳥居、足元を這う木の根、続く石段。
どこか異世界へトリップしたような、幻想的な風景を作っています。
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