大分県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

 

 

大分県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

 

特別史跡である「臼杵磨崖仏 附 日吉塔、嘉応二年在銘五輪塔 承安二年在銘五輪塔」を有する大分県。

国の名勝や日本八景の一つである別府温泉に加えて、日本百景である英彦山、久住高原、魚住滝、飯田高原、耶馬渓、さらには滝百選や百名城、桜名所など大分県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。

 

 

大分県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

大分県の観光地・名所一覧・地図
大分県の観光地・名所一覧・地図

 

大分県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など

大分県には世界遺産はないが、数多くの名所や名刹が存在する。

まず、臼杵市には「臼杵磨崖仏 附 日吉塔、嘉応二年在銘五輪塔 承安二年在銘五輪塔」と呼ばれる特別史跡がある。平安時代後期から鎌倉時代に刻まれた磨崖仏群で、早くから仏教文化が伝来したことを現在に伝えている。

臼杵摩崖仏(臼杵市)
臼杵摩崖仏(臼杵市)

また、三大渓・三大奇形の一つで国の名勝でもある耶馬渓(中津川市)があり、山国川沿いや支流域に広がる渓谷として知られる。台地の侵食によってできた奇岩が美しい。

耶馬渓(中津川市)
耶馬渓(中津川市)

耶馬渓以外に、4ヶ所が国の名勝に指定されている。

奇岩が連なる中山仙峡(豊後高田市)、高くそびえる岩峰と空中にかかる無明橋などで構成される天念寺耶馬及び無動寺耶馬(豊後高田市)、江戸時代の「紙本著色文殊仙寺境内図」にも自然林の姿が描かれた文殊耶馬(国東市)、自然湧出の源泉が多数存在する別府の地獄(別府市)が挙げられる。

天念寺の無明橋(豊後高田市)
天念寺の無明橋(豊後高田市)

 

 

大分県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)

大分県には、滝百選に該当する滝が4か所存在する。原尻の滝(豊後大野市)、震動の滝(九重町)、西椎屋の滝(玖珠町)、東椎屋の滝(宇佐市)である。

東椎谷の滝(宇佐市)
東椎谷の滝(宇佐市)

海水浴場としても人気の元猿海岸(佐伯市)と蛇紋岩によって海岸が黒く見える黒ヶ浜(大分市)は、渚百選に選定されている。

県内では、日本の百名城に大分府内城(大分市)、滝廉太郎が「荒城の月」の着想を得たといわれる岡城(竹田市)が選定されている。

また続日本百名城では、中津城(中津市)、角牟礼城(玖珠町)、臼杵城(臼杵市)、佐伯城(佐伯市)が選定されている。

中津城(中津市)
中津城(中津市)
臼杵城(臼杵市)
臼杵城(臼杵市)

 

佐伯城(佐伯市)
佐伯城(佐伯市)

 

大分県の古社寺・名刹と温泉地。

大分県には全国の温泉地の中で源泉数と湧出量が第一位である、別府温泉(別府市)がある。その光景の珍しさから日本八景の一つにも数えられ、毎年大勢の観光客を集める。

自然湧出の源泉の中には真っ赤に見える「血の池」もあり、さながら地獄のようであることから「別府地獄めぐり」が観光のキーワードにもなっている。

そのほかにも、湯平温泉長者原温泉筋湯温泉宝泉寺温泉天ヶ瀬温泉日田温泉国東六郷温泉など県の北部から中部にかけて数多くの温泉が点在しているのが特徴である。

湯平温泉
湯平温泉

このほか、豊後大野市にある稲積水中鍾乳洞は国内最大級の水中鍾乳洞で、洞内の温度は一年を通して16度前後に保たれている。

 

大分県の観光地・名所一覧・地図
大分県の観光地・名所一覧・地図

 

English page(Oita prefecture. Map of sightseeing spots)

大分県の地理

(外部リンク)大分県のホームページ

(外部リンク)日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト