【北・東日本編】河川一覧。日本全国の川の一覧。日本地図2分割

日本全国の河川の一覧です。

数も多く、地図を大きくするため、全国2分割でのまとめとなりました。

その北・東日本編です。

地図の分割上、この記事では北海道、東北地方、関東地方、中部地方の一部を掲載しています。

一級河川をメインに、各都道府県の主な二級河川も追加しています。

河川毎に色を変えていますが、木曽三川は厳密な水系での色分けではありません。

取り急ぎ、北・東日本編です。

西日本編は別記事となります。

 

【北・東日本編】河川一覧。日本全国の川の一覧。日本地図2分割

日本の河川一覧(北・東日本)
日本の河川一覧(北・東日本)

 

北海道の河川

天塩川:北海道の北西部にある河川で、日本海に注ぐ一級河川。河口付近は干潟が広がり、多くの水鳥が生息する。本流は北海道で石狩川に続く2番目の長さで、全国でも4番目。大きな支流が少ない。

渚滑川:北海道の北部にある河川で、オホーツク海に注ぐ一級河川。天塩岳に発し、途中滝上渓谷と呼ばれる渓谷を作る。

湧別川:北海道の北東部にある河川で、オホーツク海に注ぐ一級河川。

常呂川:北海道の北東部にある河川で、オホーツク海に注ぐ一級河川。サケの遡上があり、オホーツク海に流れ出る北海道の河川としては最大。

網走川:網走川は北海道の東部にある河川で、オホーツク海に注ぐ。河口付近は網走湖という汽水湖になっており、冬季には流氷が観察できる。近年環境改善によりサケの遡上が増加している。

石狩川:北海道の中央部にある河川で、日本海に注ぐ。関東地方の利根川に次いで2位の流域面積を持ち、本流延長は信濃川、利根川に次いで3位の長流を持つ。北海道最大の河川で、22の市町村を通過する。支流に空知川、幾春別川、夕張川、豊平川、千歳川、流域湖沼に支笏湖がある。

尻別川:北海道の南西部にある河川で、日本海に注ぐ一級河川。一級河川の水質ランキング上位常連。

後志利別川:後志利別川(しりべしとしべつがわ)は北海道の南西部にある河川で、日本海に注ぐ。尻別川同様に水質ランキング上位常連で、一級河川で最多の「水質が最も良好な河川」に選ばれている。

鵡川:北海道の南部にある河川で、太平洋に注ぐ。日高山脈に発し渓谷を形成。ラフティングの盛んな赤岩西巌峡や紅葉の有名な福山渓谷で著名。

沙流川:北海道の南部にある河川で、太平洋に注ぐ。渓谷、河岸段丘、扇状地を持つ河川で、上流部は「沙流川源流原始林」として天然記念物指定。

釧路川:北海道の東部にある河川で、太平洋に注ぐ。河口付近は臨海工業都市の釧路市。流域に日本最大の湿原である釧路湿原を有する。高低差が少なく本流にダムがない。

十勝川:北海道南東部を流れる河川。太平洋に流れ出る。流域面積は道内2位。支流に利別川などがある。

摩周湖:道東にある湖。日本一の透明度を持ち、世界でもバイカル湖に次いで2位を誇る。河川が接続しておらず、有機物の流入が非常にすくない。

屈斜路湖:道東にある湖。日本最大のカルデラ湖。日本最大の全面結氷する淡水湖。日本最大の湖内島がある。

洞爺湖:北海道南西部にあるカルデラ湖。日本ジオパーク、世界ジオパークに登録されている。

サロマ湖:北海道東部にある日本最大の汽水湖。琵琶湖、霞ケ浦に次ぐ国内3番目の大きさを誇る。ホタテ貝や牡蠣の養殖が盛ん。

能取湖:北海道東部にある湖。オホーツク海に接続。アッケシソウの群落がある。

風連湖:北海道東部、根室半島基部北側にある湖。ラムサール条約登録の湿地。

 

東北地方の河川

岩木川:青森県西部を流れ日本海にそそぐ一級河川。弘前川や大川とも呼ばれていた。支流に浅瀬石川や平川がある。

高瀬川:青森県東部を流れ、太平洋にそそぐ。海岸近くに小川原湖があり、それより上流は七戸川や和田川と呼ばれるが、本流名は高瀬川である。

奥入瀬川:青森県東部を流れ太平洋にそそぐ二級河川。十和田湖を源流とし、中流部に奥入瀬渓流と呼ばれる景勝地。

馬淵川:岩手県北部、青森県南部を流れる一級河川。河口付近に八戸港があり太平洋にそそぐ。支流に安比川がある。

小本川:岩手県中東部の北上高地に発し太平洋に流れる。

閉伊川:岩手県南東部を流れる二級河川。北上高地に発し宮古市の宮古湾へそそぐ。

北上川:岩手県の中央を南流し、宮城県東部の石巻氏で太平洋にそそぐ一級河川。東北地方最大の河川。下流で旧川と新川に分かれる。支流に、猿ヶ石川、和賀川、迫川、江合川などがある。

鳴瀬川:宮城県北部を流れる一級河川。山形県との県境付近で発し、東流、太平洋にそそぐ。

七北田川:宮城県中部を東流する二級河川。

名取川:宮城県中部を東流する一級河川。仙台湾にそそぐ。

阿武隈川:福島県の中央を縦断北流し、宮城県南部を経て太平洋へ流れる一級河川。支流に白石川などがある。

米代川:秋田県北部を西流する一級河川。河口付近では能代川の名称も。支流に阿仁川や小阿仁川など。

雄物川:秋田県の南半分の流域とする一級河川。支流に玉川や成瀬川など。日本最深の田沢湖は流出経路に玉川支流を持つため、雄物川水系に属する。

子吉川:秋田県南部を西北に流れ、日本海に出る一級河川。

最上川:山形県を北流する一級河川。日本三大急流の一つ。同一都府県のみを流域とする河川では日本最長(北海道を除く)。支流に鮭川や須川など。

赤川:山形県北西部を流れる一級河川。大正時代まで海岸近くで北流し、最上川と合流していた。海岸にあった砂丘を拓き新川を造成している。

夏井川:福島県南東部を流れる二級河川。阿武隈高地に発する。夏井川渓谷や夏井千本桜など景勝地がある。

鮫川:福島県南東部を東流し太平洋に流れる二級河川。

 

関東地方の河川

久慈川:福島県および茨城県を流れる一級河川。久慈川水系の本流。福島県と茨城県の県境にある八溝山に発し、茨城県で太平洋に出る。日本で有数の鮎の釣場。久慈川支流の滝川上流に日本三大名瀑「袋田の滝」がある。支流に里川。

那珂川:栃木県北部の茶臼岳付近に源を発し、南東流して茨城県に入り那珂湊で太平洋に注ぐ川。長さは150km。流域は、茨城県、栃木県、一部は福島県にまたがる。支流に蛇尾川、箒川、荒川など。

利根川:関東地方最大の河川で、長さ322km。流域面積16,840平方kmで日本一。源流は群馬県北部大水上山で、河口は千葉県の銚子市。江戸時代初期に始まった利根川東遷事業により、中下流域が付け替えられた。支流は片品川、吾妻川、烏川、神流川、渡良瀬川、霞ケ浦や田川、思川、鬼怒川、小貝側、江戸川など多数。

荒川:埼玉県と東京都を流れ、東京湾に注ぐ河川。一級水系である荒川水系の本流。埼玉県奥秩父の甲武信ケ岳に発し、長瀞渓谷を経て、関東平野市街地を流れる。支流に入間川や中川。

多摩川:山梨県、東京都、神奈川県を流れる一級河川。源流は山梨・埼玉県境の笠取山。奥多摩湖などがある。

鶴見川:神奈川県横浜市鶴見区の東京湾に注ぐ一級河川。源流は東京都町田市。流域は市街化が進み水害が起こりやすくなっている。

相模川:山梨県、神奈川県を流れる一級河川。富士山の伏流水の湧く忍野八海や山中湖を水源とする。山梨県内では桂川と呼称される。河口は神奈川県の平塚・茅ヶ崎市境付近。

富士川:長野県・山梨県・静岡県を流れる一級河川。日本三大急流の一つ。上流は山梨県内を流れる釜無川、笛吹川、荒川、早川など。釜無川と笛吹川の合流部より下流を富士川と呼ぶ。源流は釜無川上流で山梨・長野県境の鋸岳。

酒匂川:神奈川県・静岡県を流れる二級河川。富士山の東側、丹沢山地の西南麓に発する。神奈川県では相模川に次ぐ重要な川とされる。

境川:東京都と神奈川県を流れる二級河川。旧国名である武蔵国と相模国の国境だった。

養老川:千葉県南部を流れる二級河川。流上に養老渓谷を形成。粟又の滝、弘文洞跡、高滝湖など。市原市五井海岸から東京湾に注ぐ。

小櫃川:千葉県を流れ東京湾に注ぐ二級河川。延長88kmは、千葉県内では利根川に次いで2番目に長い川。鴨川市清澄(房総丘陵)の清澄山系に発す。河口付近では東京湾内で最大規模となる1,400haの広さの盤州干潟を形成。

栗山川:千葉県北東部を流れる二級河川。千葉県内のみを流れる川としては第2位の流域面積をもつ。九十九里浜から太平洋にそそぐ。

夷隅川:千葉県房総半島南東部を流れる二級河川。

 

北陸地方の河川

荒川:山形県と新潟県を流れる一級河川本流。大朝日岳に発し、平地後平野の北側を横断。新潟県胎内市で日本海に出る。

阿賀野川:福島県会津地方では阿賀川と呼ばれ、新潟県で阿賀野川と呼ばれる一級河川。下流部の水量は日本最大級。猪苗代湖や只見川、大川などを水系に含む。源流の一つに尾瀬などを含む。

信濃川:新潟県と長野県を流れる日本最長の川。長野県内では千曲川と呼ばれる。山梨・埼玉・長野県境の甲武信ケ岳が源流。支流に新潟県の魚野川、長野県内では犀川や梓川、奈良井川がある。

関川:新潟県西部の焼山を源流とし、妙高山南麓で長野県との県境となり、上越市で日本海に出る。一級河川。

姫川:長野県白馬村の湧水を源流とし、新潟県糸魚川市で日本海にでる一級河川。水質が良い。

黒部川:富山県東部を流れる一級河川。北アルプス鷲羽岳に発し、黒部渓谷を形成。黒部ダム、宇奈月温泉など。

常願寺川:富山県を流れる一級河川。立山連峰北ノ俣岳に発す。世界屈指の急流河川だがサイン代休流などは選外。支流の称名側上流に落差日本一の称名滝がある。

神通川:岐阜県高山市川上岳に発し、岐阜県内では宮川と呼ばれる。富山県に入り神通川と名を変える一級河川。

庄川:岐阜県北部から富山県を流れる一級河川。上流流域には世界遺産の白川郷や五箇山がある。水源は岐阜県郡上市のひるがの高原の湿原で、太平洋に流れる長良川と源流を同一としている。

河北潟:石川県中部の潟湖。砂州で区切られた海跡湖の汽水湖だったが干拓され淡水となった。周辺では干拓と埋め立ての両方が行荒れ、田畑や酪農地に利用されている。

小矢部川:石川県、富山県を流れる一級河川。富山・石川県境の大門山に発し、富山県西部を北流、延長68㎞を有す。

手取川:石川県を流れる一級河川。石川・岐阜県境の白山に発し、石川県白山市で日本海で出る。手取峡谷、綿ヶ滝など景勝地がある。

梯川:石川県南西部、小松市を流れる一級河川。

 

中部地方の河川

狩野川:静岡県伊豆半島を流れる一級河川。静岡県で唯一北流する。伊豆半島天城山に発し、駿河湾にそそぐ。

安倍川:静岡県を流れる一級河川。その流域すべてが静岡市に属する。静岡・山梨県境の大谷嶺・八紘嶺に発し、駿河湾に流れる。延長53.3kmの大河川ながらダムがない。

大井川:静岡県を流れる一級河川。南アルプス南部、静岡・長野・山梨の三県境付近の間ノ岳を源流とする。古くから水力発電利用が盛んでそれによる環境問題もあった。川に沿って流れる大井川鐡道が有名。

天竜川:長野県・愛知県・静岡県を流れ、太平洋へそそぐ一級河川。源流は八ヶ岳連峰だが水源は諏訪湖とされている。諏訪湖から出た川は南アルプスと中央アルプスの間の伊那谷を南流。太平洋遠州灘に流れ出る。延長213㎞、日本9位の川。

豊川:愛知県東部を流れる一級河川。愛知県設楽町段戸山を源流とし、豊橋平野に出て三河湾に流れる。水質が良く、愛知県東部の水瓶。流路沿岸に「長篠の戦」の舞台である長篠城址や設楽原がある。

矢作川:長野県、岐阜県、愛知県を流れる一級河川。長野・愛知県経の茶臼山北嶺に発し、流域は3県8市4町2村にわたる。延長117kmを流れ愛知県西尾市から三河湾に流れる。徳川家康生誕地の岡崎城は矢作川と支流の乙川の合流地近く。

庄内川:岐阜県南東部、愛知県北西部を流れる一級河川。岐阜県では土岐川と呼ばれる。岐阜県恵那市の夕立山に発し、瑞浪市、土岐市、多治見市を抜け濃尾平野、伊勢湾へと続く。

木曽川:長野県、岐阜県、愛知県を流れる一級河川。長野・愛知県経の茶臼山北嶺に発し、流域は3県8市4町2村にわたる。延長117kmを流れ愛知県西尾市から三河湾に流れる。徳川家康生誕地の岡崎城は矢作川と支流の乙川の合流地近く。岐阜県、愛知県、三重県を流れ伊勢湾にそそぐ一級河川。木曽三川の一つ。木曽の桟、寝覚の床、恵那峡や蘇水峡など渓谷・峡谷がある。支流に飛騨川など。

揖斐川:岐阜県・三重県を流れる一級河川。水系は木曽川に内包される。岐阜県揖斐川町の冠山に発し、南流。河口付近で長良川と合流し伊勢湾に出る。愛知県を流路とはしていない。

長良川:岐阜県、三重県を流れる一級河川。下流の一部では愛知県と岐阜県の県境を形成。水系は木曽川に内包される。日本三大清流の一つ。岐阜県郡上市の大日ヶ岳に発し、伊勢湾に流れ出る。鵜飼が有名。

九頭竜川:岐阜県と福井県を流れる一級河川。流域に福井県の70%を有する。福井・岐阜県境の油坂峠に発し、九頭竜ダム、大野盆地、勝山盆地を経て足羽川と合流した一次支流の日野川を合わせ、坂井市より日本海に流れる。

 

日本の河川一覧(北・東日本)
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西日本編は別記事です。

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