【西日本編】河川一覧。日本全国の川の一覧。日本地図2分割

日本全国の河川の一覧です。

数も多く、地図を大きくするため、全国2分割でのまとめとなりました。

西日本編です。

地図の分割上、この記事では関西地方、中国地方、四国地方、九州地方を掲載しています。

一級河川をメインに、各都道府県の主な二級河川も追加しています。

一応水系別に色分けしていますが、厳密ではありません。

河川一覧西日本編です。

北・東日本編は別記事です。

【西日本編】河川一覧。日本全国の川の一覧。日本地図2分割

西日本の河川一覧
西日本の河川一覧

 

 

関西地方の河川

鈴鹿川:三重県北部を流れる一級水系の本流。源流は、亀山市と滋賀県甲賀市の境にある高畑山。鈴鹿山脈を東流し、四日市市で伊勢湾に注ぐ。全長38km
雲出川:三重県を流れる一級水系。奈良県との県境に位置する三峰山に源を発し、伊勢湾に注ぐ。全長約55km。上流は、山間部を流れ、中流からは伊勢平野を北に流れる。下流は、河口付近で三角州を形成している。

櫛田川:三重県中部の中央構造線沿いを西から東に流れ、伊勢湾に注ぐ一級水系の本流。全長約87km。水源は、三重県松阪市飯高町高見山。歴史が古く、縄文時代から農耕に利用される。また、古代の三国時代には、東国と西国の境界となってた。

宮川:三重県南部を流れる一級河川。全長約91km、大台ヶ原山に源を発し、伊勢湾に注ぐ。日本三清の一つである伊勢神宮の御神水を供給する河川として著名。流域には大台ケ原大杉谷、宮川峡、伊勢市の鳥羽水族館など観光地が点在。

北川:滋賀県北西部と福井県南西部を流れる一級河川。福井・滋賀県境の三十三間山に発し、若狭湾に注ぐ。近畿地方整備局管内の河川水質ランキング1位。

由良川:京都府北部を流れる一級水系。全長約146km。丹波高地の三国岳に発し、京都府綾部市、福知山市、舞鶴市、宮津市を流れ、兵庫県丹波篠山市で日本海に注ぐ。日本最古の歴史書『日本書紀』に「由良河」とありその歴史は古い。

淀川:滋賀県、京都府、大阪府を流れる一級河川。琵琶湖から流れ出し、大阪湾に注ぐ。琵琶湖から流れ出る唯一の河川であり、琵琶湖に流入する安曇川、姉川、日野川、犬上川、愛知川、野洲川を水系に含む。「淀川」は大阪府内での名称で、琵琶湖から流れ出て滋賀県では瀬戸川、京都府に入ると宇治川の名で呼ばれる。京都府で支流の木津川、桂川ど合流している。

大和川:奈良県、大阪府を流下。全長68km、流域面積1,070km2。水源は奈良県桜井市北東部貝ヶ平山近辺。奈良盆地を西流、佐保川、富雄川、曽我川などを合わせ、生駒山地と葛城山地の間を抜けて大阪平野へ出る。大阪平野で石川と合流し、堺市で大阪湾にそそぐ。

円山川:兵庫県の北東部を流れる一級水系。「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約に登録。兵庫県朝来市生野町の円山に発し、朝来市、養父市、豊岡市を流れ日本海に出る。

加古川:兵庫県南部を流れる一級河川。全長82.3km。兵庫県の第3位の長さの河川です。源流は、兵庫県加古郡稲美町の加古川ダム。加古郡稲美町、明石市、加古川市、高砂市を流れ、兵庫県明石市で瀬戸内海に注ぐ。

揖保川:兵庫県を流れる一級河川。全長70.1km。源流は、兵庫県宍粟市の藤無山。

千種川:兵庫県宍粟市、赤穂市を流れる二級河川。全長約68km。中国山地の千種町西河内に発し、東流して赤穂市を流れ、播磨灘に注ぐ。清流で知られており、名水百選に選出。

市川:兵庫県南西部を流れる二級水系。全長73km。播磨五川の一つ。兵庫県朝来市生野町の三国山に発し、南西へ流れる。神崎郡市川町、姫路市を経て、姫路市飾磨区で播磨灘に注ぐ。

紀の川:奈良県から和歌山県へと流れ紀伊水道に注ぐ一級河川。 河川名は「紀伊国」に由来する。 奈良県内では奈良県南部の地名「吉野」に因み「吉野川(よしのがわ)」と呼ばれる。

新宮川(熊野川):奈良県、和歌山県、三重県を流れる一級河川。新宮川水系の本流。全長183km。源流は、奈良県吉野郡天川村の山上ヶ岳。十津川渓谷を南流し、和歌山県新宮市と三重県熊野市の境界で大台ヶ原を水源とする北山川と合流したのち熊野灘に注ぐ。河川名は熊野川で水系名は新宮川水系である。一部が世界遺産に登録され、景勝地瀞峡などがある。

有田川:和歌山県中部を流れる二級水系。源流は、和歌山県伊都郡高野町の楊柳山。南西に流れる。有田市、御坊市、田辺市を流れ、紀伊水道に注ぐ。

富田川:和歌山県を流れる二級水系。和歌山県日高郡日高川町の果無山に発し、概ね南西流。白浜町富田で太平洋(紀伊水道)に注ぐ。

日置川:和歌山県西牟婁郡白浜町を流れる二級水系。全長41km。その全域が白浜町内を流れる。白浜町の千丈山に発し、同町日置で太平洋に出る。

日高川:和歌山県中部を流れる二級河川。全長127km。紀伊半島の北部、護摩壇山に発し、日高川町、田辺市、御坊市を流れて太平洋に注ぐ。日本一長い二級河川。

古座川:和歌山県南部の串本町を流れる二級河川。串本町と田辺市の境の大塔山南東麓を源流として、南流。その清流は「古座川清流」として名水百選に選ばれている。上流では林業が盛ん。流域には天然記念物の「古座川の一枚岩」や支流の「滝の拝」など景勝地がある。

 

 

中国地方の河川

千代川:鳥取県東部を流れる一級河川である。源流は智頭町の沖ノ山で、鳥取市で日本海に注ぐ。急峻な地形を流れるため、洪水被害が頻発も近年河川改修が進む。鳥取砂丘の形成にも重要な役割を果たしている。

天神川:鳥取県中部を流れる一級河川。源流は三朝町の津黒山。倉吉市中心部を流れ日本海に出る。流域に三朝温泉や倉吉白壁土蔵群などの観光スポット。

日野川:鳥取県西部を流れる一級河川で、日野郡日南町の三国山に発し、米子市と日吉津村の境界から美穂湾に注ぐ。大山の南西麓を通る。

斐伊川:島根県東部および鳥取県西部を流れる一級河川。流路延長は153km。中国山地の船通山に発し、出雲平野を東流。宍道湖、大橋川、中海、境水道を経て、日本海に注ぐ。

江の川:中国地方最大の河川であり、島根県と広島県を流れる一級河川。広島県北広島町の阿佐山に発し、三次盆地、中国山地を抜けて島根県に流入。江津市で日本海に注ぐ。中国地方で唯一中国山地を貫流する。

高津川:島根県西部を流れる一級河川。島根県吉賀町の田野原で発し、津和野町、益田市を経て、益田市で日本海に注ぐ。流路延長は81km。国土交通省の水質調査で、2007年以降複数回にわたって日本一の清流に選出。支流を含めダムが一切無い。

吉井川:岡山県東部を流れる岡山三大河川の一つ。鏡野町の三国山に発し、奥津渓、津山盆地、岡山平野を経て、岡山市で児島湾にそそぐ。

旭川:岡山県真庭市蒜山高原に発し、途中で新庄川など146の支川を合わせ岡山県中部を南流。岡山市で児島湾に流れる。岡山三大河川の一つ。

高梁川:岡山県西部を流れる一級河川。延長は111km。流域面積は1,540km2で岡山県下で最大の流域面積を誇る。岡山県新見市の花見山に発し、吉備高原を貫流、倉敷市で瀬戸内海水島灘に注ぐ。支流に、成羽川、有漢川、小田川など。

芦田川:広島県東部を流れる一級河川。流路延長86km。広島県三原市大和町蔵宗に発し、吉備高原、府中市、神辺平野、福山市を経て、瀬戸内備後灘に注ぐ。中国地方で最も水質の悪い河川。

太田川:広島県を流れる一級河川。流路延長103km。源流は広島県廿日市市の冠山。広島県西部を流れ広島湾に注ぐ。

小瀬川:広島県と山口県の県境付近を流れる一級河川。流路延長59km、、瀬戸内海に注ぐ。安芸国と周防国を隔てる国境の川。広島県側では「木野川」、山口県側では「小瀬川」と呼ばれていた。

佐波川:山口県中部を南流する一級河川。島根県境の三ヶ峰を源流とし、防府市で周防灘に流れ出る。鯖川の呼称も。

阿武川:山口県北部を流れる二級河川。長門渓谷を形成し、萩市から日本海にそそぐ。

錦川:山口県東部を流れる二級河川。山口県最大の河川。山口県北東部の周南市に発し、岩国市から瀬戸内海に注ぐ。下流に錦帯橋が掛かる。

厚東川:山口県の美祢市と宇部市を流れる二級河川。美祢市北部桂木山を源流とし秋吉台中央部を南流している。宇部市から周防灘へ出る。

椹野川:山口県山口市を流れる二級河川。支流を含めすべてが山口市にある。河口の干潟が重要湿地500の一つで、カブトガニの産卵生息が見られる。

 

四国地方の河川

吉野川:高知県と徳島県を流れる一級河川。日本で13番目に長い。日本三大暴れ川の一つで四国三郎の名も。愛媛県・高知県境の瓶ヶ森を源流とする。四国山地南麓を東流の後、北流して四国山地を横断。銅山川、祖谷川を合流し、再び東流。徳島市で紀伊水道に注ぐ。

那賀川:徳島県を流れる一級河川。剣山山系に発し阿南市から紀伊水道に出る。徳島県内の河川長としては吉野川より長く徳島最長の河川である。

土器川:香川県を流れる一級河川。香川県唯一の一級河川である。讃岐山脈竜王山に発し、丸亀平野を北流、丸亀市から瀬戸内海へそそぐ。

重信川:愛媛県を流れる一級河川。高縄半島の東三方ヶ森南麓を源流とし、西条市、東温市、松山市、砥部町、松前町を流れる。もともと伊予川と呼ばれていたが、氾濫を収めた河川改修の功労者「足立重信」の功績を称え、この名になった。

肱川:愛媛県を南予地方を流れる一級河川。

物部川:高知県の白髪山を源流とする一級河川で、全長290km。上流から中流にかけてはスギやヒノキが分布し、清澄な水質の源流部にはニホンカモシカやムカシトンボなどが生息している。

仁淀川:愛媛県と高知県を流れる一級河川。愛媛県内では面河川と呼ばれる。石鎚山などを源流として太平洋に注ぐ。流路延長は124㎞。全国有数の清流であり、川面の美しい青色が「仁淀ブルー」と呼ばれている。

渡川(四万十川):高知県の西部を流れる全長196kmの一級河川で四国最長の川。高知県高岡郡の不入山を源流とし四万十市で太平洋に注ぐ。大規模なダムがなく「日本最後の清流」とも称され、日本の秘境100選にも選出。

湊川:香川県東かがわ市五名の讃岐山脈東女体山を源流として、香川県東部を流れる二級河川。全長18.0km。

鴨部川:香川県さぬき市を流域とする二級水系。全長は22km。四国八十八カ所最終の大窪寺付近で渓流を作る。讃岐平野を流れ、河口付近では干潟を作り遠浅の海岸となっている。

財田川:香川県三豊平野の南部を流れる全長32kmの二級河川。香川県最大の流域面積を持つ。源流はまんのう町東山峠付近。アユの遡上も見られる。

 

九州地方の河川

遠賀川:福岡県筑豊地方から北へ流れる一級河川。全長61km。源流は福岡県嘉麻市の馬見山。九州で唯一、鮭が遡上する川。古来からの稲作文化や日本の近代化を支えた石炭産業などと深い結びつきを持っている。

山国川:大分県と福岡県の県境付近を流れる一級水系。全長56km。中津市山国町の英彦山を源流とする。上流~中流域の渓谷は耶馬渓と呼ばれ、景勝地として知られる。

筑後川:九州地方北部を西流する一級河川。阿蘇山に発し、熊本、大分、福岡、佐賀の4県を流れ有明海に出る。九州最大の河川。筑紫次郎の異名をもつ日本三大暴れ川のひとつ。下流部では福岡県と佐賀県を往復し、重要文化財の昇開橋などが掛かる。

矢部川:福岡県の南部を西流する一級河川。福岡県八女市矢部村の三国山を源流とする。

松浦川:佐賀県北部を北流する一級河川。佐賀県武雄市の青螺山を源流とし北流。玄界灘の唐津湾にそそぐ。河口の西側には唐津城、東側には日本三大松原の「虹の松原」がある。

六角川:佐賀県の中部を東流する一級河川。中流~下流は白石平地を流れ蛇行の激しい河川。源流は武雄市西部の山地。河口付近は標高が低く、日本有数の干満差を持つ有明海の最奥のため、河口から30㎞近くまで海水の遡上が確認されている。

嘉瀬川:佐賀県中部~東部を南流する一級河川。脊振山の西側を源流とし、有明海に注ぐ。上流には川上峡、下流の河川敷ではインターナショナルバルーンフェスタが毎年開催される。

本明川:長崎県の諫早市を流れる一級河川。多良山系南斜面を源流とし、諫早湾に流れる。河口部の諫早湾干拓調整池の一部が雲仙市に属する以外は、流域のほとんどが諫早市となる。長崎県最長・最大流域の河川で、県唯一の一級河川。

菊池川:熊本県北部を西流する一級河川。阿蘇くじゅう国立公園内を源流とし、有明海東側に流れ出る。上流に菊池渓谷がある。

白川:阿蘇山根子岳を源流とし、熊本県中部を西流する一級河川。阿蘇山カルデラの南側を流れる白川本流は白川水源、竹崎水源など多くの湧水を集める。阿蘇カルデラの西端部でカルデラの北側を流れる支流黒川が合流した後、カルデラを抜ける。中流~下流は熊本市内を貫流している。

緑川:熊本県中部を流れる一級河川。宮崎県境の向坂山に発し西流。上流は深い谷を形成し、宇土半島の北側基部から島原湾に注ぐ。支流の五老ヶ滝川には国宝「通潤橋」が掛かり、本流中流部には重要文化財「霊台橋」が架かる。

球磨川:熊本県南部を流れる一級河川。熊本県の南半分を流域に含む。日本三大急流の一つ。熊本県球磨郡水上村の水上越に発し、人吉盆地を貫流。支流の川辺川を併せ、九州山地の谷間を進む。八代平野に出た後八代海に出る。人吉盆地の西端の流出路が狭く、氾濫を起こしやすい地形である。

大分川:大分県中部を流れる一級河川。由布岳南西に発し、反時計回りに緩やかに半円を書きながら東流。大分市を東西を分けて、別府湾にそそぐ。

大野川:大分県南東部を流れる一級河川。上流部は熊本県、宮崎県も流域とする。大分・宮崎県境の祖母山に発し、阿蘇山外輪山の湧水なども併せる。下流では大分平野を貫流し別府湾の東端付近に流れ出る。

番匠川:大分県南部を東流する一級河川。佩楯山の南麓を源流とする。流域戦域が佐伯市で、佐伯市街の南で佐伯湾に注いでいる。

五ヶ瀬川:宮崎県北部を流れる一級河川。一部、熊本県阿蘇地方に流路を持つ。上流には天孫降臨伝説の残る高千穂峡がある。九州中央から東流し、延岡市で日向灘に出ている。

小丸川:宮崎県中部を南東に流れる一級河川。九州山地三方岳を源流として、宮崎平野北部で日向灘に出る。九州最大の水力発電所の小丸川発電所がある。

大淀川:宮崎県と鹿児島県を流れる一級河川。鹿児島県と宮崎県境の金御岳を源流とする。北東に流れた後東流、やや南下して宮崎市市街地から日向灘に流れる。宮崎県を代表する河川。

川内川:鹿児島県北西部をに西流する一級河川。筑後川に次ぐ九州第2の河川。上流部では熊本県や宮崎県を流路としている。熊本県南部の白髪岳に発し、鹿児島県薩摩川内市から東シナ海に注ぐ。中流部の伊佐市付近では菱刈金山があり河口部には川内原発がある。

肝属川:鹿児島県大隅半島中部を東流し、太平洋にそそぐ一級河川。高隈山地の御岳に発し、志布志湾に注ぐ。流域はシラス台地が分布している。

耳川:宮崎県中北部を流れる二級河川。小丸川と同じく九州山地の三方山を源流とし東流、日向市から日向灘に注ぐ。別名に美々津川の名を持つ。

一ツ瀬川:宮崎県中部を南東へ流れる二級河川。九州山地に発し太平洋にそそぐ。宮崎県のほぼ中央部を流れている。

広渡川:宮崎県南東部の鰐塚山を源流とする二級河川。南東流し太平洋にそそぐ。流域の全域が宮崎県日南市に属する。河口の2キロ上流で支流の酒谷川と合流している。

池田湖:鹿児島県薩摩半島南東部のカルデラ湖。直径3.5㎞m九州最大の湖。イッシーというUMAの目撃情報がある。

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