広島県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
世界遺産である原爆ドームと厳島神社や、特別史跡である厳島と廉塾ならびに菅茶山旧宅を有する広島県。
国の名勝や、日本百景に数えられる帝釈峡・三段峡・千光寺山・忠海海岸、滝百選や百名城、桜名所に加え、温泉地、古社寺などなど、広島県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
広島県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
広島県の世界遺産
広島県には二つの世界遺産がある。
一つは、原爆ドームの名称で知られる広島平和記念碑である。
1945年8月6日に広島市に投下された原子爆弾は、史上初めて使用された核兵器である。
被爆した当時の姿を残す原爆ドームは、核兵器の悲惨さを現在に伝えている。
もう一つの世界遺産は、厳島神社である。
厳島神社は、593年に創建された寝殿造りの海上社殿である。
全国にある厳島神社の総本社として知られており、瀬戸内海西部の広島湾に浮かぶ厳島にある。
広島県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
広島県の国指定の名勝は、日本百景にも指定されている広島県北東部にある石灰岩の渓谷「帝釈峡(たいしゃくきょう)」が指定されている。
日本百景にはそのほかに、特別名勝にも指定されている渓谷「三段峡」と、尾道にある「千光寺山」、瀬戸内海に面する「忠海海岸」が選定されている。
特別史跡には、瀬戸内海西部の広島湾に浮かぶ「厳島」と、江戸時代の儒学者・菅茶山によって開かれた私塾「廉塾ならびに菅茶山旧宅」が選定されている。
別名・宮島とも呼ばれる「厳島」は、世界遺産及び特別名勝にも指定されており、日本の絶景として日本三景のひとつにも数えられる。
日本二十五勝には、沼隈半島の南にある港「鞆の浦」が選定されている。
広島県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
広島県では、桂浜、ロマン・ビーチ県民の浜・恋が浜の2つが日本の渚百選に選定されている。
どちらも瀬戸内海に面した呉市にあり、桂浜は倉橋島、恋が浜は上蒲刈島にある。
滝百選には落差126メートルの常清滝(三次市)が選定されている。
日本の百名城には福山城(福山市)と、吉田郡山城(安芸高田市)と、広島城(広島市)が、続百名城にはどちらも三原市にある三原城と新高山城が、さくら名所百選には庄原市の上野公園と尾道市の千光寺公園が選定されている。
広島県の古社寺・名刹と温泉地
広島県を代表する観光地・厳島(宮島)には宮浜温泉がある。
瀬戸内海国立公園には鞆の浦温泉があり、温泉郷としての魅力も持っている。
また、鞆の浦温泉の近くである広島県東部・尾道には千光寺がある。
さくら名所選の「千光寺公園」に付随し、日本百景「千光寺山」の中腹にある、美しい朱塗りの本堂が人気の観光地である。
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