香川県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
特別史跡の讃岐国分寺跡や、特別天然記念物である宝生院のシンパクを有する香川県。
国の名勝や、日本百景に数えられる小豆島の渓谷・寒霞渓、滝百選や百名城、桜名所に加え、温泉地、古社寺など香川県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
香川県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
香川県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
香川県では特別天然記念物として、宝生院のシンパク(真柏)が指定されている。
小豆島八十八ヶ所霊場のひとつである宝生院にあるシンパクは、樹齢1500年以上といわれている。
特別史跡には讃岐国分寺跡が、特別名勝には栗林公園が指定されている。
讃岐国分寺跡は、奈良時代に聖武天皇が命じ、建立された寺院である。遺跡公園として整備され、建物の一部が復元されている。
国の名勝には、寒霞渓・神懸山(小豆郡小豆島町)、象頭山(仲多度郡琴平町)、満濃池(仲多度郡まんのう町)、琴弾公園(観音寺市)が選定されている。
琴弾公園内にある銭形砂絵は、有明浜の砂で描かれた「寛永通宝」である。
金運スポットとして有名で、巨大な砂絵は琴弾山の山頂から見ると円形に見える。
寒霞渓は、上述の通り国の名勝に指定されている小豆島の渓谷で、奇抜な形の岩のある風景が楽しめる三大奇景、日本百景にも数えられている。
日本二十五勝には屋島が選定されている。
屋島の山上からは美しい瀬戸内海が一望できる。
香川県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
香川県では、津田の松原、満濃池、有明海岸の3つが日本の渚百選に選定されている。
津田の松原は、さぬき市にある紺碧の海と白い砂浜が美しい松原である。
満濃池は、仲多度郡まんのう町にある日本最大級の農業用ため池であり、有明海岸は瀬戸内海に面した白い砂浜が美しい海岸である。
日本さくら名所百選には観音寺市の琴弾公園が選定されている。
日本の百名城には高松市の高松城と、丸亀市の丸亀城が、続日本の百名城には東かがわ市の引田城が選定されている。
香川県の古社寺・名刹と温泉地
父母ヶ浜や有明浜は絶景が楽しめる浜である。
どちらも夕日が美しく、父母ヶ浜は水面が鏡のように見えることで有名である。
父母ヶ浜と同じく三豊市にある津島神社は、市の北部、瀬戸内海に浮かぶ津島にある。
香川県には「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれている金刀比羅宮がある。
長いことで有名な石段は、奥社まで1368段。
金刀比羅宮の門前町にあるこんぴら温泉は、心身ともに癒される温泉地である。
自然豊かな塩江温泉郷や、瀬戸内海に浮かぶ小豆島にある小豆島温泉など、温泉地も数多い。
また、香川県と本州・岡山県を結ぶ瀬戸大橋、そのほど近くにある瀬戸大橋記念公園では、道の駅や展望タワーが楽しめる。
さらに、柞田川上流にある豊稔池堰堤は、全国的にも珍しい初期のマルチプルアーチ式ダムである。