山口県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
山と海に囲まれ、豊かな自然を感じられる名所が多くありながら、歴史的価値のある史跡などが数多く残る山口県。
国の名勝や、日本百景に数えられる秋吉台、長門峡や渚百選、桜名所、名城に加え、温泉地、古社寺などなど山口県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
山口県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
山口県の世界遺産
山口県には世界遺産が1つ存在する。
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石灰産業」は2015年にユネスコの世界文化遺産に登録された、日本の近代化の飛躍的な発展に関連する施設などで構成される遺産群である。
山口県では萩市にある「萩反射炉」「恵美須ヶ鼻造船所跡」「大板山たたら製鉄遺跡」「萩城下町」「松下村塾」の5つが指定されている。
山口県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
山口県には3つの特別天然記念物が指定されている。1つは三大カルスト台地にも選ばれている秋吉台(美祢市)で、1年を通して豊かな自然の中を散策することができる。
その地下100mにある秋芳洞は日本を代表する大鍾乳洞で、三大鍾乳洞としても数えられる。秋吉台と合わせて多くの観光客が訪れる名所として知られる。
他に、「八代のツルおよびその渡来地」として動物由来の特別天然記念物も指定されている。
山と海に囲まれ自然豊かな山口県には、国の名勝も数多く存在する。狗留孫山(下関市)、須佐湾(萩市)、青海島(長門市)、石柱渓(下関市)、長門峡(山口市・萩市)、俵島(長門市)の他に、錦帯橋(岩国市)は三名橋、三奇橋にも選ばれ、珍しい五連の木造アーチ橋として有名である。
日本百景は海岸線の美しい室積湾(光市)や秋吉台の他に、国の名勝にも選ばれている長門峡と青海島が選出されている。
長門峡は四季折々の風景を楽しめる渓谷で、青海島は海上のアルプスとも呼ばれ、激しく削られた海上の岩やダイビングを楽しむことができるスポットである。
山口県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
渚百選に選ばれている場所は、先述の青海島以外に室積・虹ヶ浜海岸(光市)がある。日本百景にも選出されており、海岸線に沿って植えられたクロマツの並木が特徴的である。
滝百選に選出されている寂地峡五竜の滝(岩国市)は連続して5つの滝が続く景勝地。豊かな自然と澄んだ水に恵まれ、歩いて滝を見て回ることができる。
日本さくら名所には山口県からは2ヶ所が選ばれており、1つは吉香公園・錦帯橋(岩国市)である。吉香公園は日本歴史公園百選にも数えられている。
もう1つは常盤公園(宇部市)で、常盤湖の湖畔を中心に東京ドーム40個分もの広い園内に3500本の桜が植えられている。
日本の100名城の1つである萩城(萩市)は慶長9年(1604年)に毛利輝元が築城した5層の天守閣を持つ城で、明治時代に解体されたため現在は石垣と塀の一部だけが残っている。
続日本100名城に選出された大内氏館・高嶺城(山口市)は萩城より古く、こちらも現在は城跡が残るのみとなっている。
山口県の古社寺・名刹と温泉地
山と海に囲まれた山口県は温泉を多く有し、温泉地ごとに違った景色を楽しむことができる。もっとも古く歴史があると言われている長門湯本温泉の他、俵山温泉、一の俣温泉、川棚温泉、湯田温泉などがある。
景勝地として有名な元乃隅神社(長門市)は123基の鳥居が100m以上連なって並ぶパワースポット。(ただし、神社本庁への所属や宗教法人等の登録はなく、個人の所有物である)
他にも角島大橋(下関市)は自動車のCMなどで使われる長い橋と美しい海が人気の観光地となっている。
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