鹿児島県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景
各都道府県が誇る絶景を「〇〇の絶景」というジャンル別で紹介。
鹿児島県では、橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景として、それぞれ3つの絶景を掲載しています。
日本三大潮流を渡る橋、島を結ぶ海上橋、世界遺産の島にある渓谷、鹿児島県の代名詞ともいえる山など、鹿児島県の絶景をお楽しみください。
その他、夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景は別ページに。
全6ジャンルで、サイト私選の三景ずつ。鹿児島県のフォトジェニックと映え、絶景にスポットを当てました。
鹿児島県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景
鹿児島県の橋の絶景
まず、鹿児島県の橋の絶景からです。
橋の絶景一つ目は、薩摩川内市の離島である甑島列島のうち、下甑島と中甑島を結ぶ海上橋である甑大橋です。
2020年に開通した新しい橋で、鹿児島県内で一番長い橋となりました。
車はもちろん、徒歩や自転車での通行も可能で、青い海を渡る事が出来ます。
橋全体を見渡すには、中甑島にある木の口展望所がビュースポットとなっています。
二つ目は、出水郡長島町と九州本土側の阿久根市を結ぶ黒之瀬戸大橋。
九州本土と、八代海の最西端に位置する長島とを結ぶ橋です。
日本三大急潮の黒之瀬戸に架かる橋で、瀬戸で渦巻く渦潮を見下ろす、青の映えるトラス橋です。
三つ目の橋の絶景は、姶良市にある金山橋です。
明治13年頃に築造された凝灰岩製のアーチ型石橋です。
山ヶ野金山の近代化に伴う馬車道の整備により架けられました。
橋から30mほど上流にある坂井出滝(金山橋)を石橋のアーチから覗くビュースポットがあります。
鹿児島県が誇る山の絶景
鹿児島県が誇る山の絶景は、次の3件を選出しました。
まずは、なんといっても鹿児島県の代名詞、桜島です。
鹿児島湾に浮かぶ活火山島で、現在も頻繁に噴煙を上げています。
桜島の向こうから昇る朝日を背負った姿、夕日に照らし出された姿など、太陽との共演が映える山です。
また、鹿児島市街を前景に、背景に桜島がそびえる姿も、人々の生活と近い大自然を映し出しています。
二つ目の山の絶景は、薩摩富士と呼ばれる独立峰、開聞岳です。
薩摩半島の南端付近にあり、その左右対称が綺麗な姿の山です。
近くにある九州最大の湖、池田湖からの景色、初春に周辺に咲き誇る菜の花や、夏のヒマワリとの共演など四季の姿を見せます。
また、開聞岳周辺の岬からの海越しの姿、遠くは大隅半島からの姿が見られます。
山の絶景三つ目は、霧島連山です。
宮崎県との県境にまたがる20ほどの火山の総称で、多数のカルデラ湖や火山系地形があり絶景の宝庫と言えます。
春の花に新緑、雪景色、季節や天気によって色を変えるカルデラ湖など、四季の表情を見せてくれる山の絶景です。
鹿児島県の滝と渓谷の絶景
鹿児島県の滝と渓谷の絶景は、次の三件を選出しています。
一つ目は雄川の滝です。
南大隅町にある滝で、雄川の上流に位置しています。
落差46m、幅60mの大きな断崖をつたう滝ですが、水量は少なく、ところどころに伏流水が噴出し白いカーテンを掛けています。
舞い散る水滴で柱状節理の岸壁が苔むし、幻想的な表情を見せます。
また、滝つぼが濃い青からエメラルドグリーンに発し、条件が揃えば、美麗な絶景を堪能できます。
二つ目は、伊佐市にある曾木の滝です。
川内川上流にかかる曾木の滝は、幅210mの雄大な滝で、豊富な水量が流れ落ちる豪快さを持ちます。
春には桜と白い水しぶきの競演、秋には紅葉と、季節折々の姿を見せてくれます。
日本の滝百選には漏れたものの、東洋のナイアガラの一角を担う県内屈指の滝です。
三つ目は、屋久島にある白谷雲水峡です。
屋久島の北東部に流れる白谷川上流の峡谷で、屋久島では縄文杉に向かうコースか、雲水峡でのトレッキングと、観光コースの2メジャーの一端を担っています。
その風景は、苔と森の緑、水、古木の共演。
鹿児島県の誇る、「緑の絶景」です。