長崎県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景
各都道府県が誇る絶景を「〇〇の絶景」というジャンル別で紹介。
この記事では、長崎県の橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景として、それぞれ3つの絶景を掲載しています。
長崎市にある著名な眼鏡橋や離島をつなぐ大橋、夜景を見下ろす山、二手に分かれて流れ落ちる高さ20mの滝など、長崎の絶景を紹介しています。
その他、夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景は別ページに。
全6ジャンルで、サイト私選の三景ずつ。長崎県のフォトジェニックと映え、絶景にスポットを当てました。
長崎県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景
長崎県の橋の絶景
まず、長崎県の橋の絶景からです。
橋の絶景一つ目は、長崎市内にある眼鏡橋です。
長さ22m、二つのアーチをもった石橋で1634年にかけられたと伝わっています。
両岸の石垣や眼鏡橋そのものの石積みが美しい橋です。
波と風が穏やかで水面にアーチが反射すると、眼鏡の様に見えることからその名がつけられ、その姿はそこだけ時が止まったような絶景を作っています。
二つ目は、九州本土と平戸島を結ぶ平戸大橋です。
本土と平戸島の間の平戸瀬戸に架かる鋼製のつり橋で、橋本体が鮮やかな朱色に塗られています。
青い海と空を隔てる朱色の橋体が映え、美景を作り出しています。
三つ目の橋の絶景は、平戸島とその北西部にある生月島を結ぶ、生月大橋です。
平戸島と生月島の間の辰の瀬戸に架かる連続トラス橋で、中央部の盛り上がった変わったトラス形の橋です。
昼間は淡い緑色のトラスが浮かぶ風景ですが、夜は漆黒の空と海にライトアップされた橋が浮かび上がり、その無骨さやダイナミックさを間近に見ることのできる橋です。
長崎県が誇る山の絶景
長崎県が誇る山の絶景は、次の3件を選出しました。
まずは、100万ドルの夜景を見下ろす長崎市の稲佐山です。
稲佐山そのものの風景よりもそこから見下ろす長崎市街の夜景を選出しています。
長崎港を中心に煌びやかに光る夜景と、その光の反射した海、そこだけくうかんが消失したとの錯覚も与える山々の影が作り出す美景です。
日本三大夜景とも言われる長崎の夜景を望むビューポイントの一つです。
二つ目の山の絶景は、雲仙岳を選出しました。
県の南東部、島原半島のほぼ中央にそびえる活火山です。
三峰や五岳、三十六峰とも表現される山々の総称で、島原市、南島原市、雲仙市にまたがる山塊です。
平成初期の噴火でできた平成新山が県の最高峰となっています。
ピークの多数ある山塊でそこここに谷や峠、湖があり多種の風景を見せてくれます。
また、秋の紅葉の時期には赤や黄色が燃え、冬には樹氷の銀世界も見せる美景の山です。
山の絶景三つ目は、平戸島の志々伎山です。
標高347mの山で、その頂上から望む平戸の風景を選出しました。
平戸の最南端部にある山で、頂上から北東側を望むと眼下に広がる志々伎湾の深い青と、平戸島の山々の緑とのコントラストが絶景を作っています。
志々伎山(平戸市)
長崎県の滝と渓谷の絶景
長崎県の滝と渓谷の絶景は、次の三件を選出しています。
一つ目諫早市の轟峡と轟の滝を選出しました。
多良岳を水源とする境川にある轟峡(轟渓流)。多くの滝のある県を代表する渓流です。
轟の滝は轟峡にある轟音を鳴らす滝で、滝の白い水しぶきと滝壺の青が映えるフォトスポットです。
二つ目は、東彼杵町にある千綿渓谷です。
千綿川の上流部で玄武岩を削ったV字の渓谷です。
龍頭泉、千綿渓四十八潭、千綿峡とも呼ばれる渓谷です。
48もの滝や多数の淵が連続する景勝地で、四季での表情の変化と清流を楽しむことができます。
千綿渓谷(東彼杵町)
三つ目は、佐世保市の潜竜ヶ滝です。
平戸八景に数えられる高さ20mの滝で、左右2本に分かれて落ちる直瀑です。
男滝、女滝の二筋に分かれて、白い水しぶきを上げ深緑の滝つぼに落ちる姿は、周囲の岩肌や苔、樹々の四季の移ろいと共に、清流の美景を作っています。