長崎県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

 

 

長崎県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

 

入り組んだリアス式海岸や島々、雄大な火山などの自然に囲まれつつも、古代から近代までの歴史的史跡が数多く残る歴史ある土地である長崎県。

国の名勝や、日本百景に数えられる九十九島や渚百選、桜名所、名城に加え、温泉地、古社寺などなど長崎県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。

 

 

長崎県の観光地・名所・名刹・百選と地図。

長崎県の観光地・名所一覧・地図
長崎県の観光地・名所一覧・地図

長崎県の世界遺産

長崎県には2つの世界遺産がある。

1つは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で、12の遺産で構成されている文化遺産である。

当時禁じられていたキリスト教を隠れながら信仰していた人々の集落が平戸や西彼杵半島、五島列島に点在している。

春日集落の棚田(平戸市)
春日集落の棚田(平戸市)

そのほか、大浦天主堂や島原の乱の舞台である原城跡など、教会や関連施設が指定されている。

大浦天主堂(長崎市)
大浦天主堂(長崎市)
原城跡(南島原市)
原城跡(南島原市)

 

もう1つは「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石灰産業」の構成遺産である三菱長崎造船所関連施設旧グラバー住宅高島炭坑端島炭坑が指定されている。

グラバー住宅(長崎市)
グラバー住宅(長崎市)

 

長崎県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など

 

長崎県には特別名勝の雲仙岳があり、現在も火山活動を続ける活火山として島原半島の中央部に位置している。雲仙岳は他にも、日本八景にも選出される長崎県を代表する景勝地である。

国の名勝には、平戸八景(佐世保市)が指定されている。高巌潜龍水などといった佐世保市内の八箇所の名所の総称となっている。

長崎県では、日本百景として九十九島が選出されており、長崎県を代表する風景として知られている。

九十九島(佐世保市)
九十九島(佐世保市)

佐世保湾から平戸までを中心とした海域に広がる複雑なリアス式海岸の湾全体を指す。

国の特別史跡が2つ指定されており、1300年前に国防の最前線として築かれた要塞と日露戦争時の近代砲台が並存している金田城跡と、弥生時代の集落跡である原ノ辻遺跡がある。

三名橋の1つである眼鏡橋(長崎市)は、琉球を除いた日本初の石造りアーチ橋として景観だけでなく歴史的価値も高いものとなっている。

眼鏡橋(長崎市)
眼鏡橋(長崎市)

 

長崎県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)

海に面する部分が多い長崎県は、高浜海水浴場(長崎市)、高浜(五島市)、三宇田浜(対馬市)、筒城浜(壱岐市)の4箇所が渚百選に選出されている。

筒城浜(壱岐市)
筒城浜(壱岐市)

さくらの名所100選に選出されている大村公園(大村市)は城跡の外堀を利用した公園で、国の天然記念物であるオオムラザクラをはじめとした2000本以上の桜が咲き誇る県内有数の名所となっている。

歴史のある建造物が多い長崎県は平戸城(平戸市)、島原城(島原市)が日本の100名城に、金田城(対馬市)、福江城(五島市)、原城(南島原市)が続日本の100名城に選出されている。

平戸城(平戸市)
平戸城(平戸市)
福江城(五島市)
福江城(五島市)

 

長崎県の古社寺・名刹と温泉地。

長崎県は歴史ある街並みや古社寺が多く、先述の平戸八景にも数えられる御橋観音寺須佐神社福石神社などが代表的である。

また南部には火山地帯が近く、良質な温泉地が数多く存在している。

海に近く橘湾の風景を楽しめる小浜温泉や火山の恩恵を受けた島原温泉雲仙温泉は多くの人が湯治にも訪れる名所となっている。

雲仙温泉(雲仙市)

 

 

長崎県の観光地・名所一覧・地図
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English page(Nagasaki prefecture. Map of sightseeing spots)

長崎県の地理

(外部リンク)長崎県のホームページ

(外部リンク)長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット