福岡県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景
各都道府県が誇る絶景を「〇〇の絶景」というジャンル別で紹介。
この記事では、福岡県の橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景として、それぞれ3つの絶景を掲載しています。
日本の長大橋の始まりと言われる橋、天満宮の境内に架かる太鼓橋、半島を見下ろす山からの絶景、水面から幹を伸ばす巨木の絶景など、福岡県の絶景をお楽しみください。
その他、夕日・朝日の絶景、奇岩・巨岩の絶景、階段の絶景は別ページに。
全6ジャンルで、サイト私選の三景ずつ。福岡県のフォトジェニックと映え、絶景にスポットを当てました。
福岡県の絶景。橋の絶景、山の絶景、滝と渓谷の絶景

福岡県の橋の絶景
まず、福岡県の橋の絶景からです。
橋の絶景一つ目は、北九州市にある若戸大橋です。
1962年に開通した北九州市洞海湾に架かる吊橋。
全長627m、主塔高さ84mの赤く塗られた橋で、日本の長大橋の始まりとされ国の重要文化財にも指定されています。
特に夜のライトアップは夜空に浮かび上がる赤い橋体が作り出す圧巻の絶景です。

二つ目は、太宰府市の太宰府天満宮内にある太鼓橋です。
池を渡る弧を描いた橋で、欄干の朱色がきれいな橋です。
周辺の樹々の緑と、それらが反射する池の緑の中に、朱色の欄干が放物線を描き、樹々の間から漏れる陽光がキラキラ光る風景が美景となっています。

三つ目の橋の絶景は、福岡市にある海の中道大橋です。
博多湾に架かる全長750mのアーチ橋。
上述の若戸大橋と同じく、夜のライトアップが海面に反射する姿が美景で、選出しています。

福岡県が誇る山の絶景
福岡県が誇る山の絶景は、次の3件を選出しました。
まずは、糸島市にある立石山です。
糸島の青い海と白い砂浜、緑の迫る海岸線を一望できる山で、海に面した独立峰です。
標高207mと低めの山で頂上まで30分弱のハイキングで登山できる手軽さがあります。
道中の至る所に岩が露出しており、その上からの眺望は糸島を代表する絶景です。

二つ目の山の絶景は、久留米市の鷹取山です。
久留米市の南東部に広がる耳納山地の最高峰です。
耳納山地自体は、鷹取山の東側にも続き、大分県境まで伸びていますが、その久留米市内の東端部にあります。
眼下には筑紫平野の東部が広がり、水田と繁華街の混在するどこかのんびりとした風景が一望できます。
久留米市東部を眼下に、向こう側には三郡山地の山塊が濃い緑の縁を添え、その上には青い空と白い雲の広がる絶景です。

山の絶景三つ目は、福岡市の都市部の見下ろす油山を選出しました。
福岡市中心部の南側にある標高597mの山で、展望台から見渡す福岡市中心街の夜景の絶景です。

福岡県の滝と渓谷の絶景
福岡県の滝と渓谷の絶景は、次の三件を選出しています。
一つ目は糸島市の白糸の滝です。
糸島市はもちろん、福岡県を代表する滝の一つで、折り重なった巨岩の上を水が幾重もの筋を作って広がって流れ落ちる風景があります。
高さ24m幅12mの段瀑で、間近まで近づくことができる美景です。

二つ目は、北九州市の菅生の滝です。
高さ30mの階段状の岩肌を、白いしぶきが落ちる段瀑で、周辺の樹々と清流と相まって、優雅な雰囲気を作っています。
滝の正面には橋が架かっており、フォトスポットとなっています。
また、段瀑の一番下の段では流れ落ちる水に触れることもできます。

三つ目は、笹栗九大の森です。
福岡市の東側にある笹栗町にある森です。
九州大学農学部付属演習林の一部が無料開放されています。
その森の中にあるラクウショウという木の群生部を選出しています。
ラクウショウはヌマスギとも呼ばれる木で、地面に近い部分が水に浸かる場所でも生息できる特徴があります。
根本付近を水面下に置きながら大木の延びる、非日常の風景がそこにあります。
夏の緑の茂る時期や、紅葉の時期には、水面に鏡写しになった樹々が絶景を作っています。

