三重県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
熊野古道に伊勢神宮など、古くからの名刹や参詣道。鈴鹿サーキット、長島スパーランドなど新しいスポット。伊勢志摩や熊野灘沿いのリアス海岸など自然景も豊かな三重県。
国の名勝や、日本百景、滝百選、桜名所、名城に加え、温泉地、古社寺などなど三重県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
三重県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
三重県の世界遺産
三重県には一つの世界遺産がある。
「紀伊山地の霊場と参詣道」として、県南部にその構成遺産が点在している。
熊野参詣道の「伊勢路」として、熊野を目指す参拝者が歩いた紀伊半島東岸の道が登録されている。
荷坂峠、ツヅラト峠、始神峠、馬越峠、八鬼山越え、三木峠、羽後峠、曽根、二木島峠、波田須の道、松本峠、花の窟、横垣峠、風伝峠、獅子岩、御船島など、参詣道の各所が指定されている。
三重県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
三重県では、和歌山県との県境にある瀞八丁が特別名勝に、本居宣長旧宅同宅跡が特別史跡に指定されている。
瀞八丁木津呂集落周辺
国の名勝には、鬼ヶ城の獅子巌(熊野市)や三多気の桜(津市)、赤目渓谷(名張市)、城之越遺跡(伊賀市)、二見浦(伊勢市)などが指定されている。
獅子巌は獅子の頭の形をした岩で、城之越遺跡は古墳時代の祭祀場の跡とされる遺跡である。
上記のうち、鬼ヶ城と赤目渓谷(赤目四十八滝)は日本百景にも選出されている。
そのほかの日本百景としては、朝熊山と鳥羽湾が選出されておりいずれも鳥羽湾の近景・遠景を望む。
多気郡の宮川上流に位置する大杉谷は日本三大渓谷に数えられる。
多くの滝と巨岩で有名である。
三重県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
上述の赤目渓谷にある赤目四十八滝は、日本の滝百選に選出されている。
同じく、大杉谷にある七ツ釜滝、熊野市にある布引の滝が日本の滝百選に選ばれている。
国の名勝に指定されている二見浦と、熊野市の七里御浜は日本の渚百選に指定されている。
同様に、国の名勝に指定されている三多気の桜は、日本さくら名所百選にも選ばれている。
さくら名所百選は、三重県内では三多気の桜以外に、伊勢市の宮川堤が選定されている。
日本百名城には、伊賀市の伊賀上野城、松坂市の松坂城が、続日本百名城には、津市の津城、玉城町の田丸城、熊野市の赤木城、庭園が名勝に指定されている北畠氏館(霧山城、津市)が選出されている。
三重県の古社寺・観光地と温泉地
三重県の名刹というと、伊勢神宮が筆頭である。
皇室の氏神であり、すべての神社の上にある神社とされる。
式年遷宮で定期的に新しくなるため、世界遺産の対象とされていない。
ちなみに、正式名称は「神宮」。
伊勢神宮
古来所縁の神社の他、志摩半島には志摩スペイン村、県北の愛知県境にある木曽三川河口の中州には、長島スパーランドなど、アミューズメント施設もある。
鳥羽市には、展示生物種1200種で日本最多を誇る鳥羽水族館がある。
季節の花々と冬季のイルミネーションが有名ななばなの里は県北、長島スパーランドの北にあり、鈴鹿市には鈴鹿サーキットも所在している。
鈴鹿サーキット
温泉地としては、湯の山温泉や磯部わたかの温泉が有名である。
(外部リンク)三重県のホームページ
(外部リンク)三重県観光連盟公式サイト「観光三重」