岡山県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
歴史的遺産や温泉地などが数多く存在する山間部と、マリンスポーツや漁業の盛んな瀬戸内海を有し、山海の多彩な魅力を併せ持つ岡山県。
国の名勝や、日本百景、滝百選や渚百選、桜名所に加え、温泉地、古社寺などなど岡山県の観光名所についての名前と解説と地図を掲載。
岡山県の観光地・名所・名刹・百選と地図。
岡山県の特別天然記念物・国指定の名勝・三大〇〇・日本百景など
北側を中国山脈、南側を瀬戸内海に挟まれた岡山県は豊かな自然に恵まれ、数多くの場所が国の名勝に選ばれている。
奥津渓(苫田郡鏡野町)や鬼ケ嶽(井原市美星町烏頭・小田郡矢掛町上高末)は紅葉の名所として知られ、白石島(笠岡市)は岡山県の三大海水浴場の1つでマリンスポーツも盛んである。
他にも応神山(笠岡市)、下津井鷲羽山(倉敷市)、高島(笠岡市)、豪渓(総社市・加賀郡吉備中央町)、神庭瀑(真庭市)、磐窟谷(高梁市)などがある。
日本百景に選出されているのは古くから貿易の拠点として栄えてきた下津井海岸と、西日本を代表する名瀑でもある神庭の滝である。神庭の滝は名勝や日本の滝百選にも選出されている。
岡山県を代表する観光地の1つでもある岡山後楽園(岡山市)は今も残る江戸時代の大名庭園として歴史的価値が高く、日本三名園として数えられるだけでなく特別名勝としても選出されている。
また、歴史的価値の高い文化遺産として、特別史跡に選ばれているのが「旧閑谷学校 附 椿山石門津田永忠宅跡および黄葉亭」(備前市)である。
これは岡山藩主池田光政が寛文10年(1670)に作らせた庶民の教育のための学校や、光政の墓所、臣下の居宅などの史跡が集まった遺構群で、現在に当時の生活を伝える貴重な建造物となっている。
岡山県の百選(渚、名城、滝、さくら名所)
滝百選には先述の通り神庭の滝(真庭市)が選出されている。
高さ110mの落差があるが小さな落差の滝が何段も連なる形の滝であり、その芸術的な流れが日本百景にも選ばれる景観を作り出している。
渚百選に選ばれているのは沙美海岸(倉敷市)と渋川海岸(玉野市)である。
沙美海岸は日本最古の海水浴場と言われており、瀬戸内の穏やかな海を堪能することができる。
日本さくら名所に選出されているのは鶴山公園(津山市)で、日本の100名城にも数えられる津山城の城下に広がる歴史公園である。
1000本以上の桜をみることができる、県内屈指の名所として知られている。
岡山県は歴史ある街並みが今も残り、城の史跡が数多く存在している。
上述の津山城(津山市)の他に、備中松山城(高梁市)、鬼ノ城(総杜市)、岡山城(岡山市)が日本の100名城に、備中高松城(岡山市)が続日本100名城に選ばれている。
岡山県の古社寺・名刹と温泉地
岡山県には温泉地も多く、県北に位置する湯原温泉や奥津温泉、湯郷温泉の3ヶ所は「美作三湯」と呼ばれ、自然豊かな岡山の山間地の風景とともに温泉を堪能でき、湯巡りなどで人気となっている。
また、作州武蔵温泉は周辺がゴルフ場として整備されており、レジャーに多くの人々が訪れている。
岡山県を代表する景観として、もっとも有名なものの1つが瀬戸大橋である。
岡山県から四国に向かって、島々を経由しながら渡っていく大橋で、車両以外にも鉄道が走行している。
世界最大級の橋梁として、雄大な海と橋の壮大な風景をみることができる景勝地である。
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