青森県の観光地・名所・名刹・百選と地図──白神山地・弘前城・恐山・ねぶた祭。百選の滝と海岸、霊場と祭りの魅力の定番と穴場

青森県は、手つかずの自然と豊かな文化が共存する土地である。

世界遺産・白神山地の原生林、十和田湖や奥入瀬渓流の雄大な景観、弘前城の桜や古刹の歴史、さらにねぶた祭に象徴される祭礼文化など、訪れる者を圧倒する観光資源を誇る。

湖や海岸、温泉や霊場といった多彩な名所が点在し、その魅力は一言で語り尽くせない。

ここでは、青森県の観光資源を世界遺産、名勝や百景、百選、名刹・名湯、その他の項目ごとに詳しく紹介する。

青森県の観光地・名所・名刹・百選と地図──白神山地・弘前城・恐山・ねぶた祭。百選の滝と海岸、霊場と祭りの魅力の定番と穴場

青森県の観光地・名所一覧・地図
青森県の観光地・名所一覧・地図

 

世界遺産──白神山地の原生林が語る自然の記憶

青森県を代表する世界遺産は白神山地である。

秋田県との県境に広がる山岳地帯で、169平方キロメートルに及ぶ範囲が登録されている。

そのうち実に7割以上が青森県内に属し、世界最大級のブナ原生林が広がっている。

白神山地
白神山地

人の手がほとんど加わらないこの森では、ツキノワグマやカモシカ、イヌワシなどの希少動物が息づき、豊かな生態系が守られている。

深い緑に包まれたトレッキングコースは世界中の登山者を魅了し、訪れる人々に原始の自然を体感させる。

名勝や百景・特別天然記念物が集う大地

青森の象徴的な景観として十和田湖奥入瀬渓流がある。

十和田湖は日本八景のひとつに数えられる二重カルデラ湖で、澄んだ湖面と四季折々の山々の彩りが訪れる者を魅了する。

面積では日本で12番目、水深では日本で3番目に深い湖である。

十和田湖
十和田湖

その流れ出しに広がる奥入瀬渓流は、苔むす岩と大小の滝が連なり、特別名勝に指定されている。

奥入瀬渓流
奥入瀬渓流

さらに、縄文時代の大規模集落跡である三内丸山遺跡は特別史跡として保存されており、当時の生活を想像させる竪穴住居や巨大な掘立柱建物が復元されている。

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡

冬になると小湊の浅所海岸には千羽を超えるハクチョウが渡来し、その姿は特別天然記念物として守られている。

 

北の下北半島には日本三大霊場・恐山がある。

恐山は活火山で、カルデラ湖である宇曽利湖や、その湖畔の恐山菩提寺があり、三大霊場は恐山菩提寺を指す。

恐山
恐山

陸奥湾口に面する断崖で、約2kmにわたって断崖、奇岩が続く景勝地、仏ヶ浦も国指定の名勝である。

仏宇多(仏ヶ浦)(下北郡佐井村)
仏宇多(仏ヶ浦)(下北郡佐井村)

同じく、種差海岸も名勝で、太平洋に面した県南東部にあり、天然芝生の広場や300を超える植物の自生する海岸である。

百選──桜、滝、城、渚に見る青森の四季

春の青森を彩るのは弘前公園の桜である。

弘前城を中心に約2600本の桜が咲き誇り、日本さくら名所100選にも選ばれている。

桜のトンネルや花筏の光景は圧巻で、「みちのく三大桜名所」に選ばれる日本屈指の桜名所として知られる。

五所川原市の「芦野池沼群県立自然公園藤枝ため池」も同じく桜名所に数えられている。

弘前公園(弘前市)
弘前公園(弘前市)

 

日本の滝百選には、松見の滝(十和田市)とくろくまの滝(鯵ヶ沢町)が選出されている。

くろくまの滝は、観音菩薩の姿に見える滝で古来から信仰の対象となっている。落差85m。

くろくまの滝(鯵ヶ沢町)
くろくまの滝(鯵ヶ沢町)

松見の滝は、その名の通り両岸に松が自生している上下2段の段瀑である。

 

 

日本の100名城には、上述の弘前公園の全身である弘前城、八戸市の根城が選出されている。

続日本の100名城には、青森市の浪岡城が選ばれている。

 

弘前城は、1611年に築城され、現在でも当時の天守や櫓が現存している。

上述の通り桜の名所として有名。

弘前城(弘前市)
弘前城(弘前市)

 

八戸の根城は1334年の南北朝時代に築城された平山城で南部氏(根城南部氏、八戸氏)が居城としていた。盛岡城の築城や盛岡藩の成立により八戸も盛岡藩に帰属、八戸市22代が岩手県遠野へ移封となり廃城となった。

浪岡城は、1460年代北畠氏が築城したが、1578年、後の弘前藩初代藩主の大浦為信に攻められ落城している。現在は、土塁や堀、郭跡が残る。

浪岡城の郭跡

 

日本の渚100選には、岡崎海岸(西津軽郡深浦町)、大須賀海岸(八戸市)、椿山海岸(東津軽郡平内町)の3ヵ所が選出されている。

大洲賀海岸

 

岡崎半島は県西部で日本海に面する岩礁の続く景勝地で、夏泊半島にある椿山海岸はツバキの自生北限地帯である。

 

大須賀海岸は鳴き砂で知られており、南には国の名勝の種差海岸が、北には古城のような「葦毛崎展望台」などがある。

葦毛崎展望台(八戸市)
葦毛崎展望台(八戸市)

青森県の古社寺・名刹と温泉地。

青森県では、酸ヶ湯温泉浅虫温泉黄金崎不老ふ死温泉などが有名である。

酸ヶ湯温泉は、県中にある八甲田山系火山起源の温泉で強酸性の温泉として全国的に著名である。

酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉

浅虫温泉は夏泊半島基部にある温泉。海水浴、スキー場も備えた観光地で、1年を通して賑わいを見せている。

夏泊半島の基部西側に位置し、青森市からのアクセスも良く、「東北の熱海」、「青森の奥座敷」などと呼ばれている。

黄金崎不老ふ死温泉は、日本海の望む海岸にある露天風呂が有名な塩湯の温泉。特に夕日をバックにした風景が著名。一軒宿の温泉で、好漁場で揚げられた海鮮がある。

黄金崎不老ふ死温泉

 

古刹としては、高山稲荷神社がある。つがる市にある稲荷神社で朱塗りの鳥居が連続する「千本鳥居」が有名。

高山稲荷神社
高山稲荷神社

その他観光地としては、青く光る湖面の十二湖や、八甲田山の樹氷、雪と朝もやに浮かぶ鶴の舞橋などがあげられる。

朝日と鶴の舞橋(青森県鶴田町)
朝日と鶴の舞橋(青森県鶴田町)

また、時期はピンポイントとなるが青森市のねぶた弘前市のねぷた五所川原市の立佞武多などの祭りが観光客を集めている。

五所川原立佞武多
五所川原立佞武多

 

 

青森県の観光地・名所一覧・地図
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(外部リンク)青森県のホームページ

(外部リンク)青森県観光情報サイト「Amazing AOMORI」